メッセージを点滅させる
今回は、文字を点滅させる方法を紹介してみます。
NetscapeではBLINKタグを使用することにより簡単に文字を点滅できますが、Internet ExplorerではBLINKタグが無視されてしまいます。
Internet Explorerでも文字を点滅させるには、JavaScriptで文字を点滅させる関数を自作しなければいけません。

→ フォーム、およびテキストボックスに名前を付ける
 
点滅させる文字は、フォームのテキストボックス内に表示させます。
まずは、フォームとテキストボックスを作成し、フォーム、およびテキストボックスに名前を付けてください。
これらの名前は、「name="form1"」のように、name属性により設定することができます。
<FORM name="form1">
<INPUT type="text" name="tbox1" size="30">
</FORM>
上記の例では、フォームに「form1」という名前を、テキストボックスに「tvox1」という名前を付けています。


→ 文字を点滅させる関数を自作する
 
続けて、文字を点滅させるJavaScript関数を自作します。
自作する関数の基本的な考え方は、「document.(フォーム名).(テキストボックス名).value ="(表示させる文字)"」を使ってテキストボックスに表示させる、となります。
たとえば、「相互リンク募集中!」と「(空白の文字列)」を交互に表示させると、文字が点滅しているようにみえます。
なお、交互に表示させる機能は、if文と変数により作成します。
<SCRIPT language="JavaScript">
<!--
hyouji = 0;
function tenmetsu(){
   if (hyouji == 0){
      document.form1.tbox1.value = "相互リンク募集中!";
      hyouji = 1;
   }else{
      document.form1.tbox1.value = "";
      hyouji = 0;
   }
}
//-->
</SCRIPT>
  • 上記の例では、文字を点滅させる関数の名前を「tenmetsu()」としています。
  • 状態を表す変数は「hyouji」で、「相互リンク募集中!」という文字が表示されている状態を「hyouji=1」、文字が表示されていない状態を「hyouji=0」としています。
  • if文により処理を分岐させています。文字が表示されていない場合(hyouji==0)は「相互リンク募集中!」の文字をテキストボックスに表示し、「hyouji=1」とする。そうでない場合(else)は空白の文字を表示し、「hyouji=0」とします。
  • JavaScriptは、HEADタグ内に記述するようにしてください。


→ 点滅の間隔を設定する
 
最後に、文字を点滅させる間隔、つまり「相互リンク募集中!」と「(空白の文字列)」を交互に表示させる間隔を設定します。
これはJavaScriptの「setInterval」を利用します。
「setInterval」の記述方法は、「setInterval("[自作した関数名]",[時間間隔])」となり、[時間間隔]を1/1000秒単位で指定します。
たとえば、0.5秒間隔で「tenmetsu()」という名の自作関数を呼び出す場合は、「setInterval("tenmetsu()",500)」と記述します。
<FORM name="form1">
<INPUT type="text" name="tbox1" size="30">
<SCRIPT language="JavaScript">
  <!--
    setInterval("tenmetsu()",500);
  // -->
</SCRIPT>
</FORM>
「setInterval」は、手順1で作成したテキストボックスのすぐ下に作成するようにします。
この例では、「setInterval」を使って0.5秒おきに自作のJavaScript関数「tenmetsu()」を呼び出すようにします。
なお、SCRIPTタグでJavaScriptの宣言を行うのを忘れないようにしてください。

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